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お散歩日記

2020年1月6日

メキシコ式忘年会!ポサーダに参加してみた

メキシコ文化

12月に入れば忘年会シーズン!!!

日本は飲み会が増えるシーズンですが、メキシコにも忘年会があります。

今日はそのメキシコ版忘年会密着レポートをお届けします:)

そもそもポサダって何?

もともとメキシコにスペインから征服者が到来し、カトリック信仰を広めるためのものでした。12月16日から24日、クリスマスの前の9日間をMariaとJoseのイスラエル巡礼を体現しました。

posadaとはスペイン語で「宿」という意味です。posadaの儀式では、人々は巡礼者と家を提供する側に分かれます。巡礼者たちは宿泊させてもらえるように、家の前で歌を歌い、それに応えるように家の持ち主側も歌います。その儀式が終わると、巡礼者たちは家の中に入りおもてなしを受けます。

それぞれのコミュニティの中で、隣人同士が協力しながらイベントが催され、その準備のために一人ひとりが関わっていたようです。

現代のポサダ

上記のようなポサダが今もなおメキシコで続いているのかは分かりません。

近隣グアテマラでは伝統的ポサダが続いているそうで、毎晩そのコミュニティ内の家族を回っては、互いにもてなし合うようです。

しかし私がメキシコで経験した限りでは「ポサダ=12月のパーティ(忘年会)」に近いような気がしました。みんなで集まって、1年の終わりを祝福しましょう、という感覚です。

ということでポサダの1部分を紹介します(^o^)

今年は語学学校にも少し関わらせてもらい、先生たちの集まりに参加させてもらいました。このパーティは司会者まで雇っていたのですが、この衣裳、どうでしょう?笑

ビアポンなど飲み会ゲームをやりました。

ポサダと言ったらピニャタ!!

そしてパーティの終わりには、ピニャタと言った和紙で飾られた玉を割ります。

大人のピニャタ割の場合はテキーラショットを飲まされグルグル回されてから思いっきり玉をたたきます。

これは夜中の2時でしたwこんなに騒いでいいのはメキシコだけです。

ピニャタ割りはこの時期だけでなく、子供の誕生日会などにも登場します。本来はこんなかわいらしいもの。

12月になるとこのピニャタを飾ってる運転手さんもチラホラ見かけました。

メキシコに来た当初、「なんだあのへんてこな人形は」と思っていましたが、メキシコのイベントに参加するにつれて、あ~なるほど、と納得していきました。

ポサダの規模は?どんなことをする?

ポサダの単位はそれぞれで、友達の家だったりレストランだったり、はたまたサロンを借りて1000人規模で行ったり。どの会社も年末にはポサダを行うようです。

日本では飲んでカラオケ行って~、という感じでしょうか。

こちらはご飯食べて、ゲームしてピニャタ割りをして、踊り狂います。

このポサダはかろうじで豆電球1つあるド田舎で、極寒の中で行われたものです。

私たちは途中参加でしたが、5時から1時までの超超超長丁場w

次の日に前回書いた後鼻漏という病気にかかりました。


メキシコのパーティと言ったらこの踊りです。

以上、ポサダについて簡単にまとめました。

ポサダが来ると、あ~今年も終わりだな、と感じるのは日本の忘年会と似ていますよね。

次回はクリスマスと年明けについて書こうかと思います(^o^)