まだまだクリスマスモード!1月6日は三賢者の日〚メキシコ日記〛
メキシコ文化日本はそろそろ正月モードから日常モードに切り替わる頃でしょうか。
クリスマスが終われば翌日クリスマスツリーの撤去、正月が終われば門松や正月デコレーションの撤去…と日本ではなかなか余韻に浸らせてくれませんね。
こちらメキシコは1月2日から仕事はじめですが、どこに行っても未だにクリスマスツリーが飾られています。
日本の冬休みが12月28日から1月4日頃までと考えると、カトリックやクリスチャンの国では12月25日から1月1日までがクリスマス休暇、と少しずれがありますね。
これは昨年の1月5日にセントロに行った際の写真です。
1年前の1月5日 pic.twitter.com/fF8ha3xiNA
— くろいネコ@🇲🇽 (@kuroneko__57) January 5, 2020
そして1月6日は「三賢者の日」というキリスト教徒の祭日です。
生まれたばかりのイエスのもとに、3人の王がプレゼントを渡しに来ます。
これにちなんで子供たちはこの日にプレゼントを親からもらいます。
なので子供たちにとってはこの日をとても待ち望んでいます。
ただ、クリスマスにもプレゼントをもらうので、家庭によってはプレゼントはこの6日だけ、とか6日はお金をもらう、とかまちまちのようです。
日本もクリスマスプレゼントとお年玉で大人にとっては痛手ですが、メキシコでもその事情は変わらなさそう…。
そしてこの日には「ロスカ」というキリストの人形が入ったパンを食べます。
人数分に等分するのですが、このイエス人形があたった人は、人数分のタマレスを奢らなくてはいけません( ;∀;)大変~
ちなみにロスカとはもともと14世紀のフランス発祥。これがヨーロッパで広まり、スペインからメキシコへと渡ってきました。フランスでは奢る習慣なかったのに、スペインからその習慣が始まったそう。
ふたりででかいロスカ買ったら食べきれなかった pic.twitter.com/wKQio5uHHk
— くろいネコ@🇲🇽 (@kuroneko__57) January 5, 2020
そんな訳で1月6日が終わるとなんとなくクリスマスモードも去っていきデコレーションも撤去され始めていきます。
今年も慌ただしくすぎていきあっという間に師走になるのでしょうね~。。。
ということで1日1日を大切に過ごしていきましょう。
おまけ。
セントロ付近の素敵な教会で。